北見北斗高校が2024年11月から行ってきた冷暖房工事と外装塗り替え、照明設備の交換など一連の大規模改修工事が完了した。長期にわたり覆われていた足場とシートが外され、ひと足早く〝春色〟にお色直しされた校舎がお目見え。校内・外ともに暖かさが漂っている。
道教委が安全性の確保と教育環境の充実などを目的に実施してきた。
教室にはこれまで、備え付けの冷房はなく、簡易クーラーや扇風機で暑さをしのいできた。暖房は、いわゆるスチーム式の蒸気ボイラーをずっと使ってきた。
今整備により、ガスヒートポンプ式のエアコン冷暖房に切り替えた。同方式の冷暖房は道立高校では初の導入。職員らは「じんわりと暖かい」と好感触。照明器具のLED化を含め、今後のランニングコストの向上が期待できるとしている。
一方、外壁の塗装を1998年の現校舎竣工以来初めて見直した。生徒にアンケートし、最終的に渡邉周一校長は色見本からかつての色に近い桜色にした「少しピンクの色が濃かったかな」と恐縮している。業者からは「しばらく経てば色が落ち着く」と言われたそうで「10年、20年後には目に馴染むはず」と話す。
市民からは「かつての柏陽高の色だ」「ハッカ記念館みたい」といった声が聞こえ、OBは「質実剛健の校風が…でもこれからはこれが第二の北斗カラーになっていけば」と前向きに捉える。在校生の女子生徒は「華やかでいい」、男子生徒は「新鮮な気持ち」と好評だ。保護者らには、この後の卒業式や入学式でお披露目される。 (寒)
