同校は1916(大正5)年、訓子府尋常小学校所属居武士教授場として開設され、1947(昭和22)年に現在の校名となった。生産者の協力を受けながらの農作物の栽培や素足に草履を履いて過ごす夏の「はだしの生活」など、特色ある取り組みを展開しており、校区内の家庭(約150戸)が同小後援会(PTA)に加入するなど、地域ぐるみで教育活動を支えてきた。
今年度の児童数は19人で、低学年、中学年、高学年で複式学級となっている。今後の児童数は26年度が19人、27年度が18人、28年度が16人と推移し、29年度には12人となる見通し。
同校の今後のあり方については、かねて保護者からも意見が上がっており、町教委は児童数が20人を下回った今年度から地域とともに本格的な協議を開始した。昨年6月、11月、12月の計3回にわたり、後援会役員をはじめ、在校生や今後入学予定の保護者、地域住民らを対象に懇談会を開催。意見を丁寧に吸い上げながら議論を重ねる中で、訓子府小学校と統合する方向で合意が得られた。
児童の不安軽減に向け交流充実
閉校時期については、地域から町教委に判断を委ねたいとの意向が示されたことを踏まえ、教職員の配置基準に影響する児童数15人以下となる29年度を前に、28年度末で閉校する方針を示し、理解が得られたという。
町教委は今後、児童の不安軽減と円滑な統合に向けて両校の交流機会の充実に努めるほか、訓子府小や認定こども園の保護者らに向けて説明を重ね「丁寧に周知を進めていきたい」としている。 (理)
