北見市 財政健全化計画の市民アンケート結果

2026-03-09 掲載

(北見市/政治)

市の財政状況「悪い」9割が認識

 北見市は、市の財政健全化計画に関する市民アンケート調査の結果(速報)を市議会総務教育常任委員会に報告。市の財政状況を「悪い」と認識している市民が全体の9割を占めた。調査結果からは、事業の見直しや施設の統廃合を進めながらも、地域医療や子育て、高齢者福祉など地域の安全安心につながる事業には引き続き力を注ぐべきとの考えが見て取れた。

財政悪化の要因は「人口減少」が最多
力を入れる事業は子育て・児童福祉や
地域医療・保健、高齢者福祉が上位に

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 市は1月~2月、18歳以上の市民4千人を無作為抽出して調査票を郵送し、郵送による返信と専用ウェブサイトを通じて回答を得た。回収数は1338票(33・5%)。

 市の財政状況については「悪い」との認識が956票、「どちらかといえば悪い」が232票。合わせて1188票に上り、回答数1309票の9割を占めた。

 財政悪化の要因(1人2項目を選択)は「人口減少」(528票)が最も多く、次いで「公共施設の数」(462票)、「道路や上下水道などのインフラの規模」(460票)など。

 行財政改革で重要な取り組み(同)は、「事業の見直しと取捨選択」(578票)が最も多く、次いで「職員定数や組織体制の見直し」(461票)「産業育成、起業化、企業誘致の推進」(379票)、「類似した公共施設の統廃合」(354票)など。

 力を入れるべき事業(同)は「子育て・児童福祉」(661票)、「地域医療・保健」(526票)、「高齢者福祉」(426票)が上位となった。

 これに対し、縮小が必要な事業(同)は「市民活動」(602票)、「公園整備・緑化」(552票)、「スポーツ・文化振興」(419票)など。

 統廃合を検討すべき公共施設の種類は「住民センターなどの集会施設」(680票)が最も多く、次いで「支所・出張所などの行政窓口施設」(458票)、「グラウンド・野球場・パークゴルフ場などの屋外運動施設」(342票)、「図書館・公民館などの社会教育施設」(315票)など。

 …………………

 市は同時期に中高生向け、小学生向けのアンケート調査も実施した。

 中高生アンケートでは、回答483票のうち、市の財政状況が「悪い」は311票、「どちらかといえば悪い」が98票。計409票(85%)となり、ほとんどの中高生が市の財政状況が悪いとの認識を持っていた。

 小学生アンケートでは回答359票のうち(市の収支が)「収入に対し支出が多く苦しい」が144票、「収入に対して支出がとても多くかなり苦しい」が99票。合わせて243票(68%)が苦しいと回答した。 (柏)

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