「ネットやSNSで忍び寄るだまし」として最近増えているのが投資詐欺だ。著名人や投資家などになりすまし、LINEやインスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)などで近付いてくる。
突然、「絶対にもうかる」「あなただけに教える」などのDMを送りつけてくるほか、SNS上に掲載された投資家や著名人になりすましたニセの広告をクリックしたことがきっかけになるケースもある。
ニセのアプリやサイトで利益が出たと表示して信用させ、投資名目で金を振り込ませる。最初に少額を振り込ませる場合もある。利益を出金しようとすると「出金には手数料がかかる」「今、投資をやめると元金が戻らない」などと、出金させない。
被害の年齢層は、50代が最も多く、次いで60代。SNS上ということもあり、若い世代にも被害は広がっている。
「必ずもうかる」といったうまい話には注意が必要だ。「今すぐ」「限定」などと急がせたり特別感を強調するのは、冷静な判断を鈍らせる典型的な手口でもある。投資を勧めている著名人本人の公式アカウントや、勧められた「暗号資産」「投資アプリ」が実在するか、複数の情報源で確かめることが重要だ。また、金融庁に登録された業者かどうかを確認することも有効だ。
個人名義の口座や、振り込むたびに口座が変わる場合は詐欺を疑い、すぐに警察に相談を。
不安を感じたら、警察相談専用電話(#9110)へ。 (知)