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連載 LS物語 (5)

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2018/02/12掲載(北見市/スポーツ・本紙連載)

北見から五輪へ

鈴木 夕湖選手
パワフルなセカンドのスペシャリスト
トレーニング重ね筋量大幅増

吉田(夕)選手とのコンビで巧みにストーンの滑りを操る鈴木選手=左=(昨年9月の代表決定戦)

吉田(夕)選手とのコンビで巧みにストーンの滑りを操る鈴木選手=左=(昨年9月の代表決定戦)

近年のカーリング競技はよく「フロントが大事」と言われる。

 チーム4人のうち最後に投げるスキップが注目されがちだが、作戦を立てる上では前半に投げるリードそしてセカンドの役割が重要ということだ。この2人の出来がゲームを左右する、と言っても過言ではないとされる。

 なかでもセカンドの“仕事”は多岐にわたる。LS北見の鈴木夕湖選手(26)はセカンドのスペシャリストだ。

 投じられたストーンの滑りを伸ばしたり、曲げたりするスイーピングを、リードの吉田夕梨花選手(24)とともに自在に操る。身長1メートル52センチと1メートル46センチの小柄なコンビ。一昨年の世界選手権では、2人のみごとなスイーピングがカーリングをよく知る地元カナダの観客を驚かせた。「小柄な日本人選手が頑張っている、と最後はアイドル的に観客席から応援された」と世界2位の裏話を小野寺亮二コーチは教えてくれた。

 その体力の根拠となっているのが、チームのチーフトレーナー・大森達也さんが代表を務める北見市内のスポーツクラブ・フィジットコンディショニングでのトレーニング。

 最新の機器を備え、理論に裏打ちされたメニューに取り組んだ5人はいずれも筋量が大幅アップ。「タフな国際試合でも、海外勢に力負けしない体力がついた」と大森トレーナーは胸を張る。

 鈴木選手はさらにオフの間、勤務先のある立地環境を生かし、時間を見つけては東陵運動公園内を一人で走っていた。<つづく>(寒)