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連載 LS物語 (6)

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2018/02/13掲載(北見市/スポーツ・本紙連載)

北見から五輪へ

鈴木 夕湖選手
光る天性のウェート判断力
「アイスの読み」にも力

氷上の選手達が陸上競技場でダッシュ。夏場のトレーニングが冬季の成果につながる(昨年5月、北見市東陵公園陸上競技場で)

氷上の選手達が陸上競技場でダッシュ。夏場のトレーニングが冬季の成果につながる(昨年5月、北見市東陵公園陸上競技場で)

選手が投じたストーンの滑りの速さが、強いのか弱いのかを表すのに「ウェート」と呼ばれる用語が使われる。スイープ役の選手はウェートを捉え、どこまでストーンが行きそうかをスキップに伝える。指令役はスイープをするのか、しないのか「イエス」「オー」「クリーン」などと声を出す。

 ウェートの判断にはストップウォッチを駆使するほか、一番近くでストーンの動きを追うスイーパーの目視が大きな役割を果たす。

 鈴木夕湖選手(26)は、このウェートの判断がずば抜けている。

 小野寺亮二コーチは「中学生のころからみているが、夕湖のウェート判断は素晴らしい。子どものころからすごかった。天性のものがある」と一目置く。本人は意識したことはないとしながらも、経験からくるイメージを大切にしているという。

 鈴木選手はここ1、2年、「アイスの読み」にも力を入れてきた。

 滑りがよかったり、重かったり、複雑な氷の状態をつかむことは勝敗を決める最大の要素ともいえる。鈴木選手はアイスを読むのは苦手だったという。

 常呂中から旭川工業高等専門学校に進み、さらに北見工業大学で化学を研究した鈴木選手。根っからのリケジョ(理系女子)が最近、本気でアイスを読み始めた。昨年「少しずつアイスがわかるようになってきた」と話す。同時にチームの成績も安定。理論を武器につけた才媛セカンドカーラーが実に頼もしい。

 ほかのメンバーが血液型A型なのに対し、鈴木選手一人だけO型。本橋麻里選手(31)がめざすところの多様な個性の集まりに貴重な存在だ。やることが多いセカンドは、ときに押しつぶれそうになるかもしれないが、そんなときは本橋キャプテンが控えているから心強い。 <つづく>(寒)