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自らの廃棄物処理料…

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2018/08/04掲載(北見市/社会)

北見市クリーンライフセンター
16年間支払わず

北見市が管理・運営する廃棄物処理場(クリーンライフセンター、市大和)が自ら出した事業系一般廃棄物の処理料を16年余り支払っていないことが分かった。ごみの計量場を通さず直接処理施設に持ち込むトンネル方式で、大半の市職員が市条例違反を知っていた。同センターの所長は事実関係を認めている。

大半の職員が市条例違反知りながらも
計量場通さず直接処理、推計で百数十万円に

未払いが発覚したクリーンライフセンターの管理棟

未払いが発覚したクリーンライフセンターの管理棟

この施設は家庭や事業所から出る生活ごみの最終処分場として平成13年4月に稼働開始。市は同時に市民が排出するごみの有料化を始めた。センターに持ち込まれたごみは計量場を通り廃棄後に料金を支払う仕組みだが、開設時から同センターは「自分のごみはフリーパス」というトンネル方式を始めた。

 トンネル方式のごみの流れは、管理棟内で勤務する同センター職員(市職員)と廃棄物対策課(同)計27人が出したごみや空き缶類などを、委託の清掃職員が毎朝、回収、ビニール袋に入れ計量場を通らず、処理棟にある有料で回収したごみに混ぜて捨てていた。その際、現場にいる委託職員は見て見ぬふりをしていたという。

 さらにごみの分別や処理作業を行う委託職員81人分のごみも同様に未計量のまま捨てていた。委託職員は市職員からの指示で行っていたとみられる。

 同センターが今年度、発注した敷地内のパークゴルフ場などの夏草刈り業務(約1万平方メートル)の委託契約に、草の処理料が含まれておらず、無料の受け入れを行う意図があったとみられる。

 同センターはこれまで排出したごみ量を計測していない。本紙が推計すると、1人当たりの事業系廃棄物の平均は年間約90キロ程度で職員108人分とすると、合計9720キロで、これに夏草刈りなどの屋外でのごみ量に年度末の文書廃棄が加わると年間10数トンとなる。事業系のごみ処理料は10キロ100円。同センターと同課が16年間にごまかした金額は百数十万円となる。

 同課は市民に適正処理を啓発する立場で不法投棄などを担当する部局にもかかわらず、課長は「まったくそうした事実を知らなかった」とコメントしている。

 現状、同センターと同課は料金未払いの状態で「未払い料金の支払いを行うか、また、どこまでさかのぼるかを含めて検討している」とし、1日から実際のごみを貯留し、未払いの積算根拠の資料を集めている。

 市文書課は「条例上、5年間はさかのぼって請求できる」としている。 (澄)

 

市民が持ち込んだごみを計量し、料金を徴収する計量所

市民が持ち込んだごみを計量し、料金を徴収する計量所