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北見市小町川の防災対策 (下)

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2018/09/14掲載(北見市/社会・本紙連載)

工事手法の検討と手続き進める
9月は防災月間 防災を考える

集中豪雨などが頻発する中、北見市内の小町川のはん濫危険度が増している。管理を担う網走建設管理部北見出張所は「50年に一度」の大雨に耐えうる大規模改修について「早ければ33年度には着工したい」と工事手法の検討と手続きを進めている。

小町川大規模改修
着工まで最短3年、完工7年
河川内に滞留池と河岸の切り下げ

大規模改修が検討されている現在の小町川

大規模改修が検討されている現在の小町川

現在、小町川は道の重要水防区域に指定されている。洪水時に堤防が損壊する恐れが高く、厳重な警戒が必要な箇所で重要度ランクは「A」と最も高い。

 現在の小町川の河川構造は「10年に一度」の降雨量確率を元に設計されたため、最大流下能力(毎秒100トン=1万立方メートル)までの雨水しか受けられず、これ以上の豪雨が発生すると、越水したり堤防が壊れたりし、はん濫という事態になる。

 同出張所は平成27年から河川内の堆積土排出を続けている。これまでの作業延長は2.8キロで、排出土砂量は1万立方メートル余り。だが、現状の河川内にはそれ以上の土砂量が残され、流下能力を下げている。

 大規模改修計画案は、河岸を垂直に切り下げ河道を箱状にするとともに河川内に滞留池を設ける案が有力という。滞留池とは河道を掘削し大きなプールを複数設け、下流にある無加川の負担を均一化させながら、流下能力を上げる手法。

 現在の小町川は河道の両サイドに道路や住宅が張り付き用地確保が困難という悪条件を抱えているため、現河道内で流下能力を上げる必要がある。

 同出張所は現在、具体的な計画策定と、河川法に基づく国の認可手続きを進めているが、着工の見通しについて「最短で3年は必要」という。市民が安心して暮らせる完工まではあと7年前後とみており、その間、市民の避難準備や早期避難の対応が求められる。 (澄)