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「かんもく」に理解と支援を

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2018/09/26掲載(北見市/社会)

札幌の臨床心理士・広瀬慎一さん、端野で講演

特定の場面などで話せなくなる
本当は伝えたいのかも

オホーツク・かん黙の理解を広める会主催の講演会「かんもくの理解と支援 伝えたい声と心」がこのほど、北見市端野の石倉交流センターで行われた。ボランティアグループ「かんもくグループ北海道」世話人で、札幌市在住の臨床心理士・広瀬慎一さんが講演した。

 かんもく(緘黙)とは、発声器官に問題がなく、言語能力があると認められているにもかかわらず、特定の場所などで話すことができなくなってしまう症状のこと。

 広瀬さんは、特定の社会的場面(対人場面)で話せなくなる「場面かんもく」について説明。自宅でははっきりとした口調で話せるが学校では何も話せなくなるケースなどがあり、「おとなしいだけ」「話をしない人」と誤解されるという。「場面かんもくは性格や個性ではなく、生活に支障をきたす症状。意思の問題ではないことを理解してほしい」と呼び掛けた。

 場面かんもくの構成要素の一つとして考えられる「社交不安」にスポットを当て「他者から注目・評価されることに恐怖を感じ、注目を避けなければと思っていることが多い」と解説。社会不安を長く抱えていると、社会とのかかわりが減るとし「悪循環でさらに自分を追い込んでしまう」と語った。

 支援のポイントを、幼児から小学校低学年までと、それ以上の年齢に分けて紹介。「本人の考え方を変えるのではなく、考え方を増やす視点を大事にしてほしい。決めつけずに当事者の視点に立って理解することが大切」と話した。(菊)