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いろいろなことに挑戦、努力を

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2018/09/28掲載(北見市/社会・教育)

網走出身・冬季パラリンピック金メダリスト 狩野 亮さん(32)

チェアスキーで冬季パラリンピックに4大会連続で出場中の、網走市出身の金メダリスト・狩野亮さん(32)が先ごろ、北見相内中学校で講演。障がいを負った小学生時代の交通事故から金メダル獲得までの経過を振り返り、生徒に「いろいろなことに挑戦して、努力してください」とメッセージを送った。また、自身の今後について「(4年後の)北京を目指します」と宣言し、拍手と歓声に包まれた。

北見相内中で講演
事故から金メダル獲得までの経緯を説明
「北京を目指し、もう一度メダルを」

野球とスキーに打ち込んでいた8歳の時、交通事故で足が不自由に。障がいを受け入れられず苦しんだものの、チェアスキーが立ち直るきっかけになった。

 「チェアスキーを経験し、雪の上の楽しさを思い出しました。大会を通じて足のない人や目の見えない人と出会い、障がいのある人が笑顔で人生を楽しんでいることを知りました。事故から3年かかりましたが、立ち直ることができました」。2006年トリノの冬季パラリンピックに、初めて出場した。

 続く2010年バンクーバーでは大回転で金、滑降で銅、2014年ソチでは大回転と滑降で金メダルを獲得。今年の平昌ではメダルを逃したものの、4大会連続出場を果たした。

 交通事故から冬季パラリンピックを目指すようになった気持ちの変化を「自分に才能があるという勘違いです(笑)」と冗談を交え「やればやるほど成績が上がるので、もっと成長した姿を見せたいという思いからですね」と説明。

 「初出場のトリノでは真剣に努力していなかった自分が恥ずかしくなり、バンクーバーまでの4年間は食事内容や生活習慣を見直してトレーニングに打ち込みました。それが、メダルにつながりました」と振り返った。

 また、現在は4年後の北京を目指して名寄市を拠点にトレーニングをしていると紹介し、生徒達に「今の僕をつくったのは挑戦と努力。努力=成功とは限りませんが、努力=成長は絶対です。皆さんもこれから受験やコンクールなどさまざまな場面があると思いますが、挑戦して努力してください」と締めくくった。

 生徒の質問にも答え「チェアスキーをたくさんの人に知ってほしい。プロ野球のように盛り上げたい」と夢を語る一幕も。活躍を期待する生徒と次々に握手を交わし「もう一度、メダルを」と力強く宣言した。   (匡)


ちょっと・いい話 北見
本物の金メダルに触れ感動
狩野さんからサプライズ
「メダルを見せてもらえますか?」「どうぞ」「触ってもいいですか?」「もちろん」-。狩野さんは生徒に「首に掛けてもいいですよ」と金メダルを手渡し、全校生徒41人は喜びに沸き返った。

 講演会は一般開放されており、このサプライズには一般席の父母や教育関係者も大興奮。「まさか金メダルに触れる日が来るなんて」と感激していた。

 金メダルを首に掛けた1年の女子生徒は「想像以上に重いです」と驚き「狩野さんは大変な思いをして金メダルを取って、すごいなと思いました。感動しましまた」と、その“重み”も味わっていた。   (匡)