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北国ならではの光学現象

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2018/12/03掲載(北見市/話題)

北見で撮影の「ダブル太陽」

北見市内で11月24日に撮影された、日の出直後の太陽が2つに見える現象について、網走市のアマチュア天文家で蜃気楼やサンピラーなどの自然現象に詳しい桑野真行さんに調べてもらったところ、専門家は「サンピラーなどと同様の光学現象」と解説しているそう。ただこの現象をとらえた映像はあまりなく、貴重な写真であることに間違いないようだ。

網走のアマチュア天文家・桑野 真行さん
「サンピラーなどと同様」も撮影は極めてまれ

日の出前から光り出した東の空(11月24日早朝、北見市花月町で大川さん撮影)

日の出前から光り出した東の空(11月24日早朝、北見市花月町で大川さん撮影)

ダブル太陽を撮影したのは市花月町に自宅兼美容室コワフュールカヨ・アペゼを構える大川朋子さん。寒さは厳しかったが穏やかな朝で、日の出前から眺めていたら「日が昇る前に太陽の光が伸び、その後、明るく光って、2つの太陽になって見えた」という。

 SNSを通じて同市端野在住で光学現象に詳しい男性を介し、本紙に写真が投稿された。男性はサンピラーやサブサン、ダイヤモンドダストなど光学細氷現象の写真を数多く撮影しているアマチュア写真家。

 この朝は、今季一番の冷え込みとなり北見で氷点下9.1度を観測。前々日の夜に降った雪が1センチ余り残ってほどよい湿気となり、氷の結晶となって空中に漂っていたようだ。

 本紙の依頼を受けた桑野さんは、所属する日本蜃気楼協議会のメンバーに「経済の伝書鳩」のことを説明した上で照会。すると同協議会理事で気象や空、雪氷の図鑑を多数出版し、空の探検家として知られる武田康男氏が「平たい氷の粒が空に浮かんでいるときにサンピラーができますが、氷の粒が一部分だけに多くあると、そこが強く輝きます。またちょうど反射しやすい角度で光が強くなることもあります。この写真では薄っすらとサンピラーにもなっています。こういう光を私も何度も見ています」などと丁寧にコメントしてくれた。

 そのほかの同協議会メンバーも、蜃気楼ではなく光学現象だとコメントを寄せている。

 ただ、太陽が2つ縦に並ぶような同様の写真はあまり撮られたことはなく、極めて珍しい瞬間だったようだ。

 ダイヤモンドダスト、サブサン、サンピラーとともにダブル太陽も冷え込みが厳しい北見ならではの自然現象で、広く全国から注目を集めそうだ。  (寒)