人が暮らす〝今〟と〝未来〟を探そう!!

北見市・網走市・美幌町・大空町・津別町・置戸町・訓子府町の2市5町に約85,000部を所定エリア全域配布

【オホーツクの情報源/伝書鳩WEB】

北見市で発行される日刊フリーペーパー 情報誌 チラシのポスティング 広告 所定域の全戸配布・部分配布 WEBコンテンツ オホーツク特選街・サイト制作
サイト内メニュー
会社案内メニュー

フォーラム開き研究成果発表

tweet
2019/02/19掲載(網走管内/社会)

網走開建と連携協定結ぶ管内3大学

地域の活力支援目指し

地域の活力支援に役立てる目的で、網走開発建設部と連携協定を結ぶ管内3大学がそれぞれ、研究成果を発表するフォーラムが13日、網走市エコーセンター2000で開かれた。

 網走開建、北見工業大学、東京農業大学生物産業学部、日本赤十字北海道看護大学の4者は平成25年3月にオホーツク地域活力支援包括連携協力協定を締結。より緊密で組織的な協力体制のもと、翌26年度からフォーラムを開催している。

 東農大同学部北方圏農学科助教の大久保倫子氏は「地域資源を活用したエミューの飼料開発」について、でん粉を製造する際の廃液中に含まれ良質なアミノ酸を有するポテトプロテインと、斜里町の規格外ニンジンの有効活用に着目。「ポテトプロテインは単独給与には向かないが、発酵貯蔵のサイレージ原料に調整し混合させることで嗜好性が高まる」などと、より安価なことから「大豆粕の代替えとして利用していきたい」と発表した。

 北見工大工学部地域環境工学科助教の川尻峻三氏は「2018年北海道胆振東部地震による地盤災害について」と題し、発生直後に地盤工学や土質研究室のメンバーと現地調査した結果について「オホーツク地域の防災を考えていく中で参考になることがあった」と報告。「昔は河川だった、などと土地の成り立ちと自然災害のリスクを知ることが大事」として「土・地盤でカギを握るは火山灰質土。これをうまく使う土木研究をしていかなければならない」と強調した。

 日赤道看護大災害対策教育センター長の根本昌宏氏は「冬の災害から命を守る」と題し、1月に開催した「厳冬期避難所展開・宿泊演習」の報告書をまとめるのを前に今回の状況を速報で紹介。「あえて避難所運営側からの指示は出さずに参加者の対応をみたが、共助には限界がある。一人ひとりの努力、自助のレベルアップが不可欠」とし、「冬の災害対策に提言できる内容が見えてきた。より現実に落とし込んで、自治体や住民の装備により添うことが大事」と述べた。

 このほか網走開建の各担当者が道路建設による環境への影響調査や常呂川の治水対策などについて報告した。