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連載 横領の被害者は誰? (2)

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2019/03/22掲載(網走市/政治・本紙連載)

網走「へき地はまなす保育園」

網走市が設置する「へき地はまなす保育園」の運営委員長と会計担当者2人による横領問題を審議した、網走市議会文教民生委員会(6日開催)。委員会での市議と川田昌弘副市長らの議論では、市役所側の“当事者意識”の薄さが浮き彫りになった。今回の記事は、同委員会での「質問」と「答弁」内容を軸に、今回の横領問題を考えるための“ポイント”を紹介する。    (大)

副市長「一義的には運営委が被害者」
市民への謝罪なく

3月6日の文教民生委員会(HPより)

3月6日の文教民生委員会(HPより)

■設置者は誰?

▽質問=平賀貴幸市議「(同保育園の)設置者は誰ですか?」

▽答弁=市の担当課長「網走市です」

〇解説=同保育園は運営委の施設ではなく、市民のための施設。同運営委は、網走市役所から運営を委託される団体にすぎない

■被害者は誰?

▽答弁=市の担当課長「今回の件の被害者は運営委員会」

▽答弁=川田副市長「一義的には運営委員会」

〇解説=市側は被害者を「運営委員会」と位置づけている

■陳謝を

▽質問=平賀市議「(当事者は市、被害者は市民とした上で)市民に対する陳謝が当然あって然るべき案件。その(市民に陳謝する)意識がないことが不思議。どんな認識なのか?」

▽答弁=川田副市長「設置者は市ということでありますので、市の運営状況の確認も含めたチェック機能が果たされていなかったという事実はあると認識している」

〇解説=川田副市長は、市は横領問題の当事者ということを認めたことになる。ゆえに、今後の調査結果報告(市民への説明)などは、発覚当初のような運営委員会に任せるのではなく、当事者の網走市役所になる-と理解できる

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 同委員会の審議を収めた録画は、市のHPで閲覧できる。録画には市議の平賀氏の追及を受け、答弁に窮する市側の様子が収められている。

 再発防止策を議論する上で、関係者は「市役所は当事者であり」「運営委員会は委託団体に過ぎず」「被害者は市民=納税者=」であるという共通認識に立つことが重要だ。平賀氏の指摘通り、網走市役所はまず、市民=納税者=に対して、公金が消えた=私的に利用された=ことを陳謝することが順序ではないだろうか。