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検証 前後で違うナンバーの車 (3)

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2019/07/09掲載(北見市/社会・本誌連載)

前ナンバーは破損し再交付

取材を進めるうちに新たな事実が判明した。男性が車を購入した平成20(2008)年から1~2年後、札幌でのこと。自宅駐車場に停めていた車に除雪作業車が押し出した雪塊が当たり、前側のナンバープレートが破損したことがあるというのだ。「この時は除雪業者の責任で、ナンバー再交付の手続きと取り付けをしてくれた」と振り返る男性。「前後でナンバープレートの色が違うでしょ。前のほうが新しいから白いんです」

北見陸運支局では履歴見つからず
人的ミス否定せずも「原因不明」

再交付の際に、車検証に記載された正しい「す」のナンバーが取り付けられたのは間違いない。その正確な時期を知るため、再交付の記録を北見陸運支局に調べてもらったが、不思議なことにその履歴が見つからなかった。

 記録がない理由を同支局は「当時の機械処理での入力時に人的ミスで抜けた可能性がないとは言い切れないが、履歴が残っていないことも原因不明です」と答える。

 ここで改めて疑問に思うのは、黄ばんで古く見える後ろ側の「さ」のナンバーが、いつから男性の車に封印されていたのかということ。男性は「北見運輸支局の登録担当から『さ』のナンバーの車は平成24年に大阪で抹消登録され、ナンバーは札幌の管轄に返却された。車は海外に輸出されたと聞きました」と話す。これについては後に、正しくは同年に札幌でナンバー返納、抹消登録され、その後車が大阪から海外に輸出されたことが分かった。

 では、抹消登録された平成24年以降に、本来の「さ」のナンバーを誰かが不正に入手し、男性の車の後ろ側のナンバーとして取り付け、再封印を施したのか?「誰であってもそんなことをする理由はないはずです。何のメリットもありませんから」と男性は語る。

 そもそもナンバーの不正入手は可能なのか。抹消登録後のナンバーの処理について北海道運輸局は「ナンバーが返納されたところで交付代行者が裁断または穴を開けて使用不可する。その後は鉄くず扱いで処分業者に引き渡している。少なくとも、そういった手順を踏んでいる限り、第三者に不正に渡ることがないよう対策を講じています」と回答した。

 再交付前に付いていた前側のナンバープレートは、車検証に記載された「す」だったのか、それとも間違いの「さ」だったのか。同じナンバーは2枚ひと組なのだから、後ろ側の古いナンバーと同じ「さ」が付いていた可能性はないだろうか?だとすると封印のある後ろ側に、車検証と異なる「さ」のナンバーが17年の間付いていたことになるのだが…。

   〈続く〉(公)