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検証 前後で違うナンバーの車 (完)

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2019/07/27掲載(北見市/社会・本誌連載)

正規ナンバー取り付け解決

 7月23日、北見運輸支局から男性に電話があった。男性の元に出向いて車検証に記載された札幌「す」のナンバープレートを後ろ側に取り付け封印を施したいとの申し出だった。男性は「落ち度があると認めた上での話なら受ける」と返答。これを受け札幌の北海道運輸局が、これまでの経緯や謝罪、今後の対応策を記した文書を作成。男性の納得を得たことから、北見運輸支局の支局長らが留辺蘂町にある男性の車の保管場所まで出向き、後ろ側の誤った「さ」のナンバーから正しい「す」へと付け替え封印を施した。前後でナンバーが異なる“あり得ない状況”の発覚から約1カ月。問題はようやく解決をみた。

道運輸局が謝罪と今後の対応策示し
北見運輸支局の職員が男性訪ね封印施す
各支局へ封印、車検時の確認徹底周知へ

車検証に記載された正しい「す」のナンバーが後ろ側に取り付けられ、封印が施された男性の車。あり得ない状況がようやく解消された

車検証に記載された正しい「す」のナンバーが後ろ側に取り付けられ、封印が施された男性の車。あり得ない状況がようやく解消された

北見運輸支局が持参したのは、道運輸局自動車技術安全部管理課名義の「ナンバー取り付けのお願い」という文書だ。

 これによると、6月28日の車検時に男性の車の前後のナンバーが異なっていた件について「通常では考えられない誤った状態にあることが確認されました。このことにつきまして、関係する札幌および北見運輸支局において、いつ、どのような状況で取り付けられたのか調査を行いましたが、保存されている書類からは、申し訳ございませんが原因の特定には至りませんでした」と説明している。

 その後の対応については「この間、初期対応の悪さにより不愉快な思いをさせましたこと、および対応策のご提案ができなかったことにつきまして、改めておわび申し上げます。なにより、お車の使用ができず、ご不便な状況が続くことは本意ではございません」とあり「つきましては、誤った状態を解消するため、車検証に記載の正しいナンバーを取り付けさせていただきたく、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」と理解を求めている。

 また「今後、同様の事例が発生することのないよう、危機意識を新たにし、道内各運輸支局を始めとする関係者に対し、封印時の確認の徹底を周知する所存でございます」と結んでいる。

 男性は「自分も公務員だったので分かるが、過去に組織内で発生したミスを、直接関わりのない現職が謝らなければならないという状況は存在する。今までの対応は本当にお粗末としか言いようがない。私と同じような思いをする人が出ないよう、今後はしっかりやってもらいたい」と語る。

 前後で違うナンバーの車が存在していたことも問題だが、過去数回の車検時に4桁の数字を重視するあまり、ひらがなの違いを見落としていたのだとしたら、検査場での確認方法にも問題があるだろう。道運輸局は「車検の際には、ひらがなも含め車検証と前後ナンバーが一致しているかどうかの確認をより一層きちんと行うように周知したい」と話している。

 7月26日、後ろ側の「さ」のナンバープレートが、封印を破壊し取り外された。すぐに正しい「す」のナンバーが取り付けられ、真新しい封印が施された。前後のナンバーが揃ったことで、同日のうちに車検証が届けられ、男性はようやく車に乗れるようになった。

 男性の車から取り外した後ろ側の「さ」のナンバーについて、北見運輸支局は「抹消登録の際の裁断跡などがないか、調査したい」としている。  (公)

※結果が届きしだい、番外編をお送りします。