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2019/09/18掲載(北見市/社会)

退職の校長先生、はなむけの指揮

 今年度末で中学校の教員生活を終える北見市内の2人の教職者に「長く吹奏楽の振興に尽力してもらった」と、勤める中学校の吹奏楽部や器楽局の生徒と顧問が、近く開かれる定期演奏会で感謝の気持ちを込め、指揮者を任せる場面を用意している。いずれも赴任先の中学校で吹奏楽の顧問を務め、来年3月で定年退職する2人の校長。花道を飾り、久しぶりにタクトを振ってもらう。<2回連載>

東陵中・河合健哉氏…花道飾るタクト
28日の定演で「わらべうた」振る
吹奏楽部の生徒ら「おつかれさま」の気持ち込め

部活の練習で久しぶりにタクトを振る河合校長

部活の練習で久しぶりにタクトを振る河合校長

 北見東陵中学校校長の河合健哉氏(60)は音楽教師。部活の顧問を離れてかなりたつことから、同校吹奏楽部顧問・友定明博教諭らからの依頼を「定期演奏会は生徒達が主役だから」と固辞していた。それでも、熱い思いに押され「生徒達の温かい心にひかれました」と受諾した。

 河合氏は初任地の小清水中学校でさっそく吹奏楽部の顧問を務め、6年目に同校を全道吹奏楽コンクール出場に導いた。その後も遠軽中で顧問として金賞や道代表に貢献。北見北中では1999(平成11)年から6回連続で全日本マーチングコンテストの道代表に輝き、全日本吹奏楽連盟から特別表彰を受けている。前・北見地区吹奏楽連盟理事長で現・顧問。

 28日(土)午後6時から北見芸術文化ホールで開かれる北見東陵中吹奏楽部定期演奏会で28人の部員を前に1曲指揮をする。曲目は「わらべうた~シンフォニックバンドのための」。小清水中で同氏が最初にコンクールで指揮した懐かしい曲で「思い入れがあります。そこまでよく調べてくれた先生に感謝です」。

 「わらべうた」は「ずいずいずっころばし」という童謡や「ねんねんころりよ~」という子守り歌を含むコンクール向けの楽曲。河合氏の専門とする打楽器が活躍するリズム重視の曲で、同部の部長(3年)は「難しい曲だけれど、悔いの残らない演奏で、校長先生のはなむけにしたい」と練習に励む。

 部員と数回の練習を重ね、河合氏は当日に向け「みなさんへの恩返しのつもりで」と精一杯指揮を務める。(寒)