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子どもの性被害 実態と対応は

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2019/11/22掲載(北見市/社会)

北見でオホーツク地域児童虐待防止講演会

 オホーツク地域児童虐待防止講演会が19日、道立北見高等技術専門学院で開かれた。管内の児童福祉関係者、教育関係者、一般市民らが参加し、子どもの性被害の実態や対応などに理解を深めた。

発見難しく、立証困難なケースも
打ち明けられたら「一人で抱えず適切な機関に相談を」

 北見と旭川の児童相談所が法務省人権啓発活動地方委託事業として開催。弁護士の須田布美子氏(札幌市)を講師に迎えた。

 須田氏は性暴力、性虐待の実態について「被害者が大人でも警察に相談するのは非常に難しい」とし、「被害を受けた子どもの母親が加害者の夫や恋人をかばうケースも少なくなく、必ずしも子どもの味方をするとは限らない」と指摘。このほか加害者から口止めされたり、被害児童が罪悪感や恥ずかしさから誰にも相談できないなど、発見が困難な理由を説明した。

 また法改正により起訴の要件が緩和され厳罰化が進む一方、依然として立証が難しく、無罪判決が下されることも少なくないという。

 立証には子どもの供述が重要だが、何度も聴取するうちに証言が変化することが多く、精神的な負担増も避けられない。近年は子どもの負担を軽減しつつ供述の信用性を高める「司法面接」の制度があることも併せて紹介した。

 打ち明けられた場合は「一人で抱え込まず、速やかに児童相談所や学校の責任者、弁護士など適切な機関に相談を」と呼びかけた。(柏)