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防災を考える

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2019/11/26掲載(訓子府町/社会・本誌連載)

訓子府で防災・減災講演会
厳冬期災害への備え考える一日に

 訓子府町と町防災会議主催の防災・減災講演会「厳冬期の防災―暴風雪・停電その時あなたは」が20日、町公民館で開かれた。網走地方気象台職員2人は「吹雪のときは外出しない」と強調。災害時に多くの避難所を訪れた経験をもとに、日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授は「避難所はトイレに始まり、トイレに終わる」とトイレの重要性を訴えた。

講演や落語で重要性訴え
吹雪の時は外出しない、避難所はトイレが重要
子ども達への〝一日防災学校〟実施を勧め

 職員は北海道の雪の降り方の特徴を説明。「千島近海の低気圧に吹き込む北風のとき、オホーツク地域は大雪や吹雪になる」と注意を促した。

 岡山大学在学時、落語研究会に所属していた男性は『流氷亭雨恋』の高座名で落語を披露した(写真)。暴風雪から身を守る3原則として「吹雪のときは外に出ない」「晴れているときこそ天気予報の確認」「勇気を持って早めの決断」を挙げた。

 根本教授は避難所で食事、就寝環境は重要だが最優先はトイレと強調。「トイレの衛生、安全、バリアフリー、プライバシーは減災対策に不可欠」と呼びかけた。

 また車中泊する場合、エコノミークラス症候群や車両から排出される一酸化炭素に注意が必要。ポータブルストーブ使用の際は必ず換気し、発電機は屋外で使うよう訴えた。

 東日本大震災時、小中学生が率先して逃げる姿を見て大人も逃げて多くの人が助かった事例を紹介。「子ども達の学びが地域を強くする」とし、災害時の対応策などを学ぶ〝一日防災学校〟の実施を勧めた。

 参加者にとって厳冬期の災害に備えて「何ができるか」「何をしなければならないか」を考える貴重な一日となった。(成)