インフルエンザ感染者数、異例の少なさ
インフルエンザ感染者数、異例の少なさ
2020/03/07掲載(北見市/社会)
新型コロナウイルスの予防意識高まり
新型コロナウイルスの感染が広がる中、例年この時期に猛威をふるうインフルエンザの感染者数が全国的に低水準で推移している。北見保健所管内でも患者数が異例の少なさとなっている。
同保健所管内では昨年12月8日にインフルエンザの警報(※)が発令されたが、学校が冬休みに入ると沈静化。例年は学校が始まると再び増加に転じる傾向があるが、今冬は少ないままで直近の1週間(2月24日~3月1日)の定点医療機関1カ所あたりの患者数は1.43人となっている。
新型コロナウイルスの影響により、インフルエンザ予防とも共通する手洗い、うがい、マスク着用、人ごみを避けるなどの意識が高まったことが影響しているとの見方もある。しかし原因ははっきりしておらず、再び拡大する恐れもあり注意が必要だ。※警報発令基準は1定点医療機関で1週間に30人以上 (柏)