メンタルケア情報 (3)
メンタルケア情報 (3)
2020/05/08掲載(その他/社会)
新型コロナで精神面にも影響が …
高齢者や基礎疾患のある人は 周囲の人々とのつながり保って
“ステイホーム”の影響出やすく
体調の変化に気を配り、信頼できる情報提供を
新型コロナウイルス対策として“ソーシャルディスタンス”や“ステイホーム”が求められていますが、このような状況下では、特に一人暮らしの高齢者や基礎疾患のある人が孤独や寂しさを募らせやすく、メンタル面への影響が心配されます。日本赤十字社のHPでは「感染症流行期にこころの健康を保つために」と題し、高齢者や基礎疾患のある人、その家族に向けたアドバイスを掲載しています。
それによると、高齢者が情報を入手する方法はテレビや新聞、ラジオなど既存メディアが中心で、そのため自分に役立つ情報、不安をやわらげてくれる情報を自ら入手するのが難しい状況とのこと。また、高齢者や基礎疾患のある人は感染症の影響でかかりつけの病院や施設でケアを受けられないこともあり得るといいます。
HPでは高齢者自身の心がけと、家族など周囲の人のサポートを紹介。高齢者には「家族や友人など周りの方々とのつながりを様々な形で保ちましょう。直接会うことが難しければ、電話やメールなどを使ってみてはいかがでしょう」と呼びかけています。
周囲の人には、高齢者らの体調の変化に気を配ること、信頼できる情報を伝えること、必要な薬や衛生用品などが足りているか確認すること、緊急時の対応を確認しておくことなどを求めています。 (柏)