道警北見方面本部が特殊詐欺防止へ
道警北見方面本部が特殊詐欺防止へ
2020/09/16掲載(北見市/社会・スポーツ)
早朝ラジオ体操会で啓発
キャッシュカード渡さずに、暗証番号を教えないで!
道警北見方面本部は14日早朝、北見市美芳町の石北大通公園でラジオ体操会「おはよう会」の参加者を対象に特殊詐欺防止の啓発活動を行った。参加した40人にチラシを配布し、注意を呼び掛けた。
同本部生活安全課によると、今年の道内における特殊詐欺の被害届受理件数は8月末現在、111件で被害額は2億4700万円に上る。同本部管内でも1件あり、高齢者が狙われるケースが多いことから、高齢者の参加の多いおはよう会での啓発事業を企画した。
この日は警察官3人が訪れ、道内における特殊詐欺被害状況を説明。特に警察官や銀行員を名乗ってキャッシュカードをだまし取る手口が横行しているとし、カードを渡さない、暗証番号を教えないよう訴えた。
参加した女性は「こういう機会に啓発してくれて、ありがたいです。気を付けます」と話していた。
同本部は市内の別の会場で行われているおはよう会の参加者にもチラシを配布してほしいと、市ラジオ体操連盟の樋口和夫会長に1千枚を託した。 (匡)