北見市 まちきた大通ビルの整備計画説明
北見市 まちきた大通ビルの整備計画説明
2020/11/28掲載(北見市/社会)
4階に市保健センター入居 パラきたKidsは6階に
2022年度中に供用開始へ
北見市は25日、新庁舎への機能移転後のまちきた大通ビル4階と6階の整備計画について、市議会福祉民生常任委員会で説明した。
現在、各課の窓口が集約されている4階フロアには市保健センターが入居。延べ床面積1700平方㍍で現在の施設よりも約240平方㍍広がり、各種健診や健康相談、健康教室などの事業を行う。乳児から高齢者まで幅広い世代が利用するため、感染症対策やバリアフリー化、プライバシーへの配慮を検討。市保健福祉部は「利便性と安全性を考慮して整備する」としている。
5階に開設されている屋内子ども遊技場「パラきたKids」は、6階の市議会議場跡地に移転する計画。同遊技場は385平方㍍から1200平方㍍に拡張。現在は催事の際にスペースの縮小や休止を余儀なくされるが、新たな施設は常設とし、利用者からの要望をふまえ遊具を拡充。遊技場エリアや乳幼児エリア、休憩・飲食エリアのほか、新たに子育てサークルなどの利用を想定した交流事業エリアを設ける。現在、未就学児としている対象年齢は、小学生まで広げる方向で検討している。
両施設とも今年度中に実施設計に着手し、2021年度に改修工事を開始。22年度中に供用開始となる見通し。 (柏)