旧女満別町のタイムカプセル開封
旧女満別町のタイムカプセル開封
2020/12/07掲載(大空町/社会・話題)
30年ぶり…思い出の品と再会
1月15日まで引き取り可能
旧女満別町の小中学生が参加して1990(平成2)年に埋めたタイムカプセルの掘り起こしがこのほど、大空町女満別運動公園で行われた。30、40代になった参加者が、自らに宛てた手紙など思い出の品と30年ぶりに再会した。
町の100周年記念事業として公園にある「開基の杜」に埋設。当時の小学1年生から中学3年生まで約720人が参加した。30年後の自分への手紙、本や新聞、おもちゃなどを直径約1㍍ 20㌢のFRP(繊維強化プラスチック)製カプセルに入れて埋めた。
掘り起こしは当時の参加者でつくる実行委員会が中心になって実施。約30人がスコップでカプセルを収めたコンクリートのふたを掘り出し、重機で引き上げた。
カプセルを女満別研修会館に移動して開封。約130人が手紙や思い出の品との再会を懐かしんだ。
カプセルの品は来年1月15日まで女満別研修会館に保管。参加者の家族・友人ら代理の引き取りにも応じる。詳しくは会館2階の大空町教育委員会社会教育グループ(0152・74・2111内線507)へ。 (浩)