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網走市 まちづくりふれあい懇談会

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2021/07/30掲載(網走市/社会)

「埋め立て処分場の延命」

 網走市と同市町内会連合会の主催で、水谷洋一市長と市民が意見を交わす「まちづくりふれあい懇談会」(まち懇)は、今年の議論テーマに「埋め立て処分場の延命」を盛り込んだ。現在の最終処分場の完成後、まち懇テーマに“延命”を掲げるのは初めて。市は計画通りに進まないごみ埋め立て量の現状をデータで示しつつ、市民に減量化を呼びかけている。

議論テーマに初登場
計画通りに進まず…現状を報告
市民に適正な分別など協力呼び掛け

 まち懇は毎年開催され(今年は7月19日から8月4日まで9地区で開催)、水谷市長や幹部職員らが市内の各地区に出向き、あらかじめ設けた議論テーマについて意見を交わす。「市民の生の声を市政に反映する」という位置づけだ。

 今年の議論テーマの一つ「埋め立てごみ減量についてのお願い」では、2018(平成30年)4月に受け入れを始めたごみ埋め立て処分場に搬入されるごみの量が計画を上回るペースで推移していることから、市民にその現状を報告した上で減量化を呼びかける内容。まち懇のテーマに盛り込まれるのは初めてで、“待ったなし”の状況に対する市の危機感の表れとも受け取れる。

 まち懇用の資料では、ごみ最終処分場の供用期間は33(令和15)年度までの15年間としているものの、年間埋め立て量は計画の1.5倍ほどで推移している実態を報告。このペースで進めば、5年以内には満杯になってしまう可能性がある。

 計画通りに進まない要因について、まち懇用資料を読み解くと (1)生ごみを計画通りに100%たい肥化できない (2)使用済み紙おむつの再資源化を計画通りにできていない-となる。

 市は (1)の改善策として、今年4月から袋と生ごみを分離する破袋機を1台増設して2台体制にした。 (2)については大空町に紙おむつ・資源残さ、ごみ袋の可燃ごみを運び、焼却処分してもらっている。今後、年間600㌧の焼却処分を委託する計画だ。

 “待ったなし”の埋め立て処分場の延命を図るため、市はまち懇の中で「面倒だからといって全部埋め立てに回すということはせず、適正な分別をお願いします」と市民に呼びかけている。

 まち懇に出席した市民は「新しい処分場を建てるには相当なお金がかかると思う。未来の子どもたちへの負担を軽減するためにもごみの適正排出を心がけたい」「市の説明からは処分場が待ったなしという危機感は伝わってこなかった」と話していた。   (大)