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記録的な高温少雨、農作物に明暗

2021-08-09 掲載

(北見市/社会)

北見地方でもビートなどに肥大の停滞

 「こんなに暑い日が続く夏は経験したことがない」。農家が口をそろえるように言う。7月後半の記録的な高温と少雨により、北見地方の農作物に影響が出ており、明暗が分かれている。稲は暑さを味方に順調に生育を加速させる一方、ビートや玉ねぎは肥大の停滞が見られる。

小麦、水稲などは順調に生育進み
降水量は平年の半分以下
「ひと雨あれば」

順調な生育を見せる水稲
順調な生育を見せる水稲

 管内は7月16~31日の期間、高気圧に覆われて晴れた日が多かった。降水量は平年よりかなり少なかった。気象庁の記録によると、北見の7月の平年値は平均気温が19.1度、降水量が94.5㍉に対し、今年は平均気温が22.8度と最も高く、降水量も35㍉と平年の半分以下だった。網走では7月の月間降水量が5㍉、常呂は9.5㍉と、雨不足が深刻な状況となっている。

 オホーツク総合振興局が3日に発表した管内農作物の生育状況(8月1日現在)によると、麦類の生育は平年より5日早く、玉ねぎ、水稲、大豆は4日早いなど、全体的に生育が進んでいるものの、ビートは葉の萎れや黄化が見られ、根部の肥大が停滞している。

 人間にとって過酷な暑さも水稲にとっては恵みの暑さとなっており、穂の出始めから揃うまで平年に比べて4日ほど早く推移している。きたみらいもち米振興会の畑中利男会長は「これまでにないほど順調で、収穫も早まる見込み。高温障害も懸念されますが、稲が大きく育っているだけに強い雨や風による倒伏も心配。天気次第で状況が一転するので気は抜けない」と話す。

 ビートは本来、畑の畝(うね)が見えなくなるほど葉が生い茂っている時期だが、その勢いはない。きたみらいてん菜振興会の長山和弘会長は「ひどい干ばつで地域によっては厳しい状況ですが、ビートはまとまった雨で持ち直す強さもある。1日中しとしとと降るような雨でも降れば…」と話している。 (理)

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