網走観光大使にアルジュンさん

2022-08-05 掲載

(網走市/社会)

〝第二の故郷〟に恩返し

 網走観光協会の第7代観光大使にネパール人のアルジュン・アディカリさん(46)が就任した。アルジュンさんは20年ほど前に網走で働き始め、現在は市内や母国などで飲食店を経営している。新型コロナウイルスが世界の観光業に影響を与える中、アルジュンさんはこれまでの経験を踏まえ「海外でのビジネス展開を夢見る網走の若者たちを支援できたら」と張り切っている。

海外ビジネスなどを手助け

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 アルジュンさん(写真右)は2001年に日本の観光業を学ぶため、網走のホテルなどで働き始めた。堪能な日本語と人懐こい人柄で多くの市民に親しまれ、05年には同市内にネパール料理の1号店をオープンし、道外への進出も果たした。

 19年には母国ネパールでラーメン店などの経営にも乗り出した。しかし、新型コロナの感染拡大により、当初の計画通りにビジネスは展開できなくなったが、今でも網走とネパールの架け橋となる活動を続けている。

 同協会は、国内をはじめ世界を相手にしたビジネス展開の経験と深い〝網走愛〟のあるアルジュンさんに観光大使への就任を打診。アルジュンさんの快諾を受け、今年6月に7代目となる観光大使となった。

 観光大使の就任に合わせて来網したアルジュンさんは本紙取材に対し、「コロナの影響でネパールの観光業もひどく落ち込んでいる。網走も元気がないように感じるが、とてもお世話になったまちのために恩返しがしたいです」と、第二の故郷の魅力を積極発信していく考えを示していた。

 アルジュンさんの経営するネパール料理店は帯広市にもあり、「海外で勝負しようとする十勝のパワーをとても感じています。網走もパワーがあるまち。ネパールを含め世界に挑戦したい網走市民がいれば相談してほしい」と呼びかけていた。

 同協会は「アルジュンさんにはネパールや国内外で網走をPRする活動にまい進してもらい、さらに網走の知名度を上げてもらいたい」と期待している。(大)

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