北海道代表として「日整全国少年柔道形競技会」(20日、東京)に出場する北見なかざわ道場の山口颯介くん・田島春輝くんペア(北見西小6年・北見端野小5年)が4日、北見市役所の辻直孝市長を表敬訪問して意気込みを語った。
形は柔道の基本形態の攻防で「極」「投」など7種類あり、いずれも攻守のペアで実施。競技は技の正確さや礼法、気迫、全体の流れなどで採点される。2人は大会出場に向けペアを組み、今年の春から本格的に練習を重ねてきた。
全国大会の北海道選考会が8月、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためビデオ審査で行われ、2人は「投」の形で2位に大差をつけて優勝。全国大会の出場権を獲得した。
全国大会には30組が出場する。市役所で山口くんは「今までで一番の高得点を出して優勝したいです」、田島くんは「さらに練習を頑張って良い成績を残したいです」と意気込みを語った。
辻市長は「大舞台への出場は大きな経験になります。自分で納得できる形を披露してきてください」とエールを送った。 (匡)