バスなど地域公共交通について審議する北見市地域公共交通会議がさきごろ開かれた。国庫補助を受け北見自治区内を運行する夕陽ケ丘線と川東・若松地域コミュニティバス(通称・わっかバス)の2022年度実績が報告された。
夕陽ケ丘線は、自治区の東西をつなぐ基幹路線のひとつ。22年度の乗車人数は16万4572人で前年比4340人増加。1日の乗車人数は452人で目標の449人を上回った。
デマンド型わっかバスは苦戦
エリア人口減少やコロナ禍の利用控え続く
わっかバスは路線バスとデマンド方式を組み合わせたコミバスで2012年から運行を開始。22年度の乗車人数は8537人で前年比838人増加。1日の乗車人数は23人で目標の34人を下回った。コロナ禍での落ち込みから徐々に回復しているものの、エリア人口の減少や利用控えの継続などが影響したと見られる。 (柏)