「北見夜間中学」1年目 活動報告㊤

2023-04-13 掲載

(北見市/教育)

昨年度 毎回平均4・6人が通う

不登校生メインでは全国初
延べ162人の生徒が利用

英語の授業風景(昨年11月) == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
英語の授業風景(昨年11月)

 「不登校生」をメインに受け入れる、全国初の民間夜間中学が北見市内に誕生して1年。ボランティアで運営するスタッフ(斉藤満幸代表)は2022(令和4)年度の活動内容をまとめた。増加傾向にある不登校中学生に対し、夜間中学の利用を呼び掛けるとともに、教員スタッフが足りないことから善意ある参加を求め、2年目の活動も充実させていきたい考えだ。

 義務教育を十分に受けられなかった人の学び直しの場とされる夜間中学。教員を長く勤めた元教師らが不登校生徒の多さに危機感を抱き、学校に通えない子ども達の受け皿になれればと開設した。

 名付けて「北見夜間中学」は毎週1回金曜日午後4時〜6時、北見市総合福祉会館(市寿町)の部屋を借りて開設。受講料など無料。事前連絡は不要。筆記用具などを持参し当日直接会場へ行く。

 国語、数学、英語など50分授業を2教科ずつの時間割を設定しているほか、理科や社会、音楽などを希望して学ぶことができる。

 昨年度実績によると、開設時に4人で始まった生徒は多い時で9人、少ない時は2人など延べ162人(平均4・6人)が通った。シニア向けにも開設しており延べ170人(同4・9人)が利用した。

新年度、気軽に勇気ある一歩を

 支えるスタッフは教員退職者や現役の学生ら延べ378人(同10・5人)が携わった。全体学習のほか、習熟度に分けて個別に寄り添う対応を行っている。夏休みには個人面談を実施。保護者同伴もOKで12人が参加し、今後に向けて互いに有意義な話し合いができた。

 2年目は4月14日に始業する予定。斉藤代表は「新年度の開始に、気軽な気持ちで勇気ある一歩を」と来場を待っている。問い合わせは斉藤代表(090-5223-7436)へ。 <つづく>(寒)

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