北見市全国学力・学習状況調査結果

2023-09-15 掲載

(北見市/教育)

正答率、全道・全国平均下回る

 北見市教育委員会は、今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の北見市分の調査結果を公表した。調査対象は小学6年生と中学3年生で、平均正答率は小学生の2教科、中学生の3教科いずれも全道、全国平均を下回った。

小学生2教科、中学生3教科全てで
1日の勉強時間、読書量も下回る

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 教科は小学生が国語と算数の2教科、中学生が国語、数学、英語の3教科。市教委は市内分の調査結果と全道、全国の結果を併せて市のHPで公開している。

 北見市の小学生の平均正答率は国語が62・0%で全道平均の66・0%を4・0ポイント、全国平均の67・2%を5・2ポイント下回った。算数は56・0%で全道平均の61・0%を5・0ポイント、全国平均の62・5%を6・5ポイント下回った。

 国語は「書くこと」、算数は「図形」と「データの活用」に課題が見られた。

 市内中学生は国語が67・0%、数学が46・0%、英語が25・9%でいずれの教科も全道、全国兵平均を下回った(表参照)。

 国語は「書くこと」と「読むこと」、数学は「図形」と「データの活用」英語は「話すこと」と「書くこと」に課題が見られた。

【児童生徒へのアンケート調査】

 市内小学生は、平日1日1時間以上勉強する児童が45・3%で全国平均を11・8ポイント下回ったほか、1日当たり10分以上読書をする児童が45・1%で同7・4ポイント下回った。

 中学生は平日1時間以上勉強する生徒が49・3%で全国平均を16・5ポイント下回ったほか、読書量も全国平均を下回った。

 市教委は家庭学習や読書の習慣付けなどの学習環境づくり、教員の指導技術向上、など学力向上を進めていく考え。(柏)

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