創立100周年を迎えた北見柏陽高校(582人、後藤禎和校長)の記念式典が7日、北見市民会館で行われた。「この輝きを未来に紡ぐ」のテーマの下、全校生徒と教職員、卒業生らが節目を祝った。
1923(大正12)年に開校した野付牛町立女子職業学校が前身。高等女学校として女子教育の役目を果たした後、50(昭和25)年施行の男女共学で現・北海道北見柏陽高等学校に改称した。これまでに2万4千人超の卒業生を輩出している。
後藤校長の式辞、記念事業協賛会の舛川誠会長の挨拶に続き、歴代校長・PTA会長をはじめ同窓会の第四代会長・蝦名陽一氏、第五代会長・山本忠司氏らに感謝状を贈った。
後半は雰囲気を変え器楽局の演奏からスタート。先輩からのメッセージではサプライズで同高に1年間通った北見市出身のタレント、菊地亜美さんが登壇。進行役の男子生徒につっこみを入れ、会場の笑いを誘って芸能活動の一端を垣間見させた。
第77代生徒会長が「柏魂陽心(はっこんようしん)の校訓を誇りに歩んでいく」と力強く述べ、会場が一体となり「行手ははろけし」と胸を張って校歌を斉唱し、記念とした。(寒)