高齢者宅の窓ふきを行うボランティア「思いやり届け隊」の活動がこのほど、留辺蘂・温根湯温泉地区で行われた。高校生から大人まで約30人が、地区内の36軒で窓ふきを行った。
北見市高齢者相談支援センター留辺蘂(北見市留辺蘂・温根湯温泉地区地域包括支援センター)の主催。自分で窓ふきが困難な高齢者宅を対象に実施した。
授業の一環として参加した留辺蘂高校の2年生10人を含めた参加者は、グループごとにそれぞれ割り当てられた作業現場に向かった。
窓ふきを行うのは1階の外窓。窓ふきワイパーなどを使い、丁寧に水ぶき、からぶきをして窓をきれいにしていった。
参加したボランティアは「思ったよりも汚れが少なくてスムーズに作業が進みました」と笑顔。窓ふきを依頼した80代の女性は「なかなか外側の窓は拭けないのでありがたいです」と感謝していた。(菊)