津別町2024年度予算案

2024-02-28 掲載

(津別町/政治)

一般会計7・5%増の69億円

 津別町は26日、2024年度予算案を発表した。一般会計は23年度当初比7・5%増の69億6900万円。新規事業として、老朽化した給食センターの建て替え、農業者トレーニングセンターの改修などを盛り込んだ。3つの特別会計、2つの事業会計を含めた総額は同4・4%増の96億4640万円となった。

給食センター改築、トレセン改修盛り込む

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 給食センターは、幸町にある現在のセンターの隣接地に建設。工事は24、25年度の2カ年で、稼働開始は25年の夏休み明けを目指す。総額は外構工事を含めて11億円程度で、24年度はこのうち4億3763万円を計上した。

 トレーニングセンターは完成から40年以上が過ぎ、アリーナの床に傷みなどが見られるため、改修に1億31万円を計上。アリーナは1146万円を投じて照明のLED化も行う。

 特別養護老人ホームいちいの園(共和)が達美に移転・新築するのに合わせ、隣接して木質バイオマス(チップ)の熱供給を建設。24年度は基本計画の策定に向けて1048万円を計上した。

 友好都市・台湾彰化県二水郷の郷長らが来町するため、受け入れ費用として180万円を計上。郷長の来町は17(平成29)年以来7年ぶりになる。

 このほか、津別病院がレントゲン画像管理システムサーバーなどを更新するため、3400万円を助成。共和の百年記念塔を、2431万円をかけて改修する。

 佐藤多一町長は、繰越事業でまちなか再生事業のコミュニティ施設「幸町棟」が完成することに触れ「まずはそれをしっかりと進め、新事業にも取り組みたい」と述べた。(浩)

キーワード

  • 予算案

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー