常呂自治区の新たな津波ハザードマップ作成へ

2024-03-15 掲載

(北見市/社会)

8月ころの配布目指し北見市

地震発生から14分後に最大4・1㍍の津波到達─を想定

 北見市は常呂自治区を対象とする新たな津波ハザードマップを今夏配布する予定で、準備を進めている。

 市は2013年に同自治区の津波ハザードマップを作成し、16年に改訂版を作成。それぞれ同自治区に全戸配布した。

 道は「津波防災地域づくりに関する法律」に基づき、23年に「オホーツク海沿岸の津波浸水想定」を公表。それによると地震発生から14分で最大4・1㍍の津波が沿岸部に到達する。この想定に基づき、同自治区の沿岸部を「津波災害警戒区域」に指定した。

 マップはA1判両面カラー印刷で折りたたむとA4サイズになる。「地図面」と「学習面」で構成され、地図面には津波災害警戒区域や避難路、避難所、一時避難場所などを表示。学習面は津波に関する予備知識をはじめ地震への備え、地震発生時の行動、防災・気象情報の入手方法などを掲載している。

 今年8月ころに全戸配布を予定。市のホームページにも掲載するほか、市役所本庁舎や総合支所にも配置する。(柏)

キーワード

  • ハザードマップ

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー