川東町内会連絡協議会の防災訓練が7日に行われ、住民が災害発生時に取るべき行動を確認した。
大雨による堤防決壊を想定。市が車両による巡回広報を行い、40人ほどの住民が車や徒歩で自宅から川東住民センターに避難した。
センターでは、市防災危機管理課の職員が災害への備えについて説明。ハザードマップで自宅の浸水想定を確認するよう求めたほか、「川東地域は急傾斜地が多く、大雨の時は土砂災害にも警戒を」と述べた。
住民は用意された段ボールベッドの組み立てにも取り組み「思っていた以上に早く組み立てられ、しかも頑丈」などと感想を語った。
このほか保存食のアルファ米の試食も行われた。協議会会長は「災害への意識付けの機会になれば」。市の担当者は「こうした訓練が多くの町内会に広がってほしい」と話していた。 (柏)