美幌大谷幼稚園の園児たちが27日、交通安全の願いが込められたヒマワリの種を園庭に植えた。
〝交通安全のヒマワリ〟を植える取り組みは、2011(平成23)年、京都府の男の子(4)=当時=が交通事故で亡くなったのがきっかけ。男の子が生前ヒマワリを育てていたことから、花を咲かせることで命の大切さを学び、被害者支援への理解を深めてほしいと、遺族が警察を通じて種を託し、全国各地で植えられている。
この日は年長児が道路側の園庭と、ポットに種を植え、丁寧に土をかぶせた。
種を植える前後には交通安全クイズや、パトカー体験試乗なども実施。クイズでは美幌警察署の署員から「信号がチカチカ(点滅)したら渡らない」「車は止まっていても動き出すことがあるので近くで遊ばない」ことなどを学んだ。(浩)