北見くるみ幼稚園の防災訓練が7日に行われた。3~5歳児100人が市春光町の園舎から避難場所の北見柏陽高校まで歩いて避難経路を確認した。
万が一の事態でも園児達が落ち着いて行動できるよう、同園では毎年避難経路を歩く訓練を実施。職員のほか同園PTA役員や地域の警察や住民も避難経路に立ち、見守りに協力した。
0~2歳児はベビーカーなどで近くの公園に避難。3歳以上児は2人ずつ手をつなぎ、前のペアと離れすぎないよう注意し、25分で1㌔先の避難場所に到着した。職員は園児達の歩くペースや横断歩道の渡り方など安全に配慮しながら誘導にあたった。
同園は「100人を超える園児がいるので、園全体でいろいろな知識を学びつつ、地域の方々の力も借りながら子ども達の安全を守っていきたい」と話している。(理)