美幌町の戦没者追悼慰霊祭が14日、平和の碑(役場庁舎駐車場隣り)前で開かれ、町内の戦没者429柱の霊をしのんだ。
町内の戦没者は、日清戦争、日露戦争、シベリア事変、大東亜戦争などで命を落とした。
慰霊祭には遺族、来賓ら合わせて49人が出席。午前11時のサイレン吹鳴に合わせて黙とうし、髙﨑利明副町長が「祖国の安泰と家族の将来を案じながら戦禍に倒れられた。恒久平和実現のため、美幌町発展のためいっそう努力することがご英霊の御心(みこころ)に添うものと信ずる」と、平野浩司町長の式辞を代読した。
遺族代表に続き、出席者全員が献花。碑の前で手を合わせ、追悼の気持ちを捧げた。(浩)