美幌町の友好姉妹都市ニュージーランド・ケンブリッジに短期留学する高校生4人が4日、役場庁舎を訪れ、平野浩司町長らに留学への意気込みを語った。
町内の高校生に外国を体験し、交流を深める機会を提供する狙い。これまでは美幌高校の生徒に対象を限定していたが、本年度からは町外の高校に通う生徒にも広げ、人数も2人から4人に増やした。
今回から町外に通う生徒も参加
役場を表敬、平野町長らに意気込み語る
4人は内林漣さん(美幌高2年)、水戸悠世さん(同)、横山芽依さん(北見北斗高2年)、吉田侑珠さん(北見緑陵高2年)。7月29日から8月18日まで21日間の日程で、ホームステイをしながらケンブリッジ高校で学ぶ。
内林さんは「外国で刺激を受けたい。将来は調理師を目指しているので、外国の野菜などを見てきたいです」、水戸さんは「今回の経験を元に成長できるよう頑張ります。日本と違う自然を感じてきたい」と抱負。横山さんは「留学でコミュニケーション力を磨きたい。地熱発電など環境に関する取り組みにも興味があります」、吉田さんは「英語に関係する職業に就きたいので留学は貴重な経験。ニュージーランドの自然も楽しみ」と話した。
平野町長は「多くの経験と交流をしていただきたい」と激励。4人が今回の留学でやってみたいこと、希望することなどを聞き、現地の担当者と連絡を取ることを約束した。(浩)