松本剛明総務大臣が18日、北見市の「書かないワンストップ窓口」を視察した。
市の書かないワンストップ窓口は、来庁者が申請書に記入することなく各種手続きができ、複数の用件を1カ所で行えるなど効率的で利便性の高いシステム。近年、〝北見方式〟のシステムを導入する自治体が全国的に増えており、内閣官房主催「夏のDigi田(デジデン)甲子園」で全国ベスト4に入賞するなど注目を集めている。2021年にデジタル庁の牧島かれん前デジタル大臣、22年に尾﨑正直前デジタル大臣政務官、今年2月には浅沼尚デジタル監が視察に訪れている。
松本大臣は今回、建設中のラピダス新工場(千歳市)、岩見沢市新産業支援センターなどを2日間の日程で視察。北見市役所本庁舎では窓口の配置や掲示されているフロアサインなどの説明を受け、市外からの転入手続きを想定したデモンストレーションを見ながらワンストップ窓口の利便性を確認していた。(柏)