北見の留辺蘂高校の3年男子生徒が、8月に行われるJAICAF(国際農林業協働協会)主催のモンゴル研修に参加する。
同校では、菅野養蜂場(訓子府町)の協力を得て3年生の選択授業で養蜂について学習。男子生徒も、蜂の生態や巣箱の管理などを実践的に学んでいる。
JAICAFはJRA(日本中央競馬会)の助成を受け養蜂産業の課題や問題解決方法などを学ぶ高校生向けの研修を8月11~20日の日程で実施。高校生や専門家など30人ほどが首都ウランバートルやエルデネットなどを訪れ、現地の養蜂場やはちみつ製造会社を見学するという。
男子生徒は「養蜂業のほか、文化や風習など異国のことを学びたい。初めての海外で不安もありますが、いい経験になれば」と話している。
帰国後は今回の研修の成果をまとめ、来年2月に総合学科研究発表会で披露する予定だ。(柏)