北見藤高校の相馬夏好(かこ)さん(3年)と髙橋結衣さん(1年)が9日、北見市役所を訪問。相馬さんは全国高校総体陸上競技大会(7月27日～8月1日、福岡県)の女子やり投で7位入賞を、髙橋さんは今月17～20日に佐賀県で開かれる全国高校総体水泳競技(競泳)大会出場を、辻直孝北見市長にそれぞれ報告した。

相馬さん…陸上女子やり投で7位入賞「すごくうれしい」

　相馬さんは、6月に新潟県で開かれた日本陸上競技選手権大会のU20女子やり投に出場したのをはずみに、高校総体(インターハイ)に挑んだという。インターハイで入賞という同校初の快挙に「初めて全国規模の大会で決勝に残り、自分でもここまでの結果が出せるとは思いませんでした。すごくうれしいです」と喜びを語った。

髙橋さん…水泳2種目で出場「練習成果発揮し頑張りたい」

　髙橋さんは全道大会の女子200㍍個人メドレーで2位、女子400㍍個人メドレーで3位に入り、両種目でインターハイ出場を決めた。「全国大会は私より速い選手がほとんどだと思うので、挑戦する気持ちで今までの練習の成果を発揮して頑張りたい」と力強く語った。

　辻市長は相馬さんに「やり投げと砲丸投げ(の両方)で国体に向けてチャレンジする場面が出てくると思います。勝ち抜いて頑張ってほしい。全国大会で活躍する選手が出ることは北見の誇りです」、髙橋さんには「全国大会で自分が練習してきたことをしっかり出すことが大事。気持ちでも負けないでほしい」とエールを送った。(菊)