美幌高校農業クラブの生徒7人が3日、美幌町内を流れる美幌川水系の鶯沢川(うぐいすさわがわ)で、特定外来種ウチダザリガニを駆除した。
駆除を兼ねた交流会として毎年開催。今回は生徒のほか、大学生らも参加した。
生徒らは胴長を着用して川に入り、美幌博物館の学芸員から捕獲の方法を教わって実践。たも網を川底に立て、上流側の川底を足で探るように踏んでザリガニを追い込む作業に1時間ほど取り組んだ。たも網の中にザリガニを見つけると「いた!」と声を上げていた。
生産環境科学科3年男子学生は「作業自体は楽しかったです。実際に川に入って駆除をすることで、美幌の自然を守る大切さを感じました」と話した。(浩)