日本学校農業クラブ北海道連盟の第44回全道意見発表大会が8月29日、美幌町民会館で開かれた。道内の農業系学科に通う生徒たちが、学校での取り組みや将来の目標などをはつらつと述べた。
大会は「農業生産・農業経営」「国土保全・環境創造」「資源活用・地域振興」の3部門で、各連盟で最優秀賞、優秀賞などを受賞した生徒27人が出場し、7分の持ち時間で意見を述べた。
地元・美幌高校からは生産環境科学科3年男子生徒が農業生産・農業経営部門に出場した。
佐呂間町の酪農家の後継者として、昨年、ニュージーランドに短期留学した経験を踏まえ、飼料の改良や、ストレスを与えない環境づくりなどへの意欲を語り「経営規模を拡大する」と展望を述べた。
各部門の最優秀賞受賞者は、10月に岩手県で開かれる全国大会への出場権を得た。(浩)