北見市は3日、生活保護受給者に送付する保護決定通知書に誤送付があったことを公表した。
説明によると8月23日、生活保護受給者1人に宛てた封書に誤って別の受給者の通知書も同封して送付。文書には氏名や住所、保護費の金額などの個人情報が記載されていた。同月28日、誤送付文書を受け取った受給者から市に連絡があり、発覚した。
市保護課によると、通常は職員2人で文書送付を確認しているが、当日は1人が不在で職員1人が作業。職員不在時の対応を定めていなかった。
市は誤送付先の受給者に謝罪。市は職員不在時の対応を定めるなど再発防止を徹底するとしている。