置戸町境野公民館前で育てたバジルを使って「ジェノベーゼソース」を作る料理教室が8月28日から31日にかけて同館で開かれた。延べ13人が参加し、バジルの爽やかな香りが味わえるソースを仕上げた。
毎年夏になると、地域の女性達から「バジルはどうやって食べてるの?」という声が聞かれることから、肉や魚、野菜など、何にでも合うジェノベーゼソース作りをしようと、春から同館前でバジルを栽培してきた。
調理前にバジルを刈り取り、茎から葉を1枚ずつ取って水洗いした後、オリーブオイルやニンニクなどの材料と一緒にハンドブレンダーで撹拌(かくはん)して仕上げた。
参加した女性は「孫がジェノベーゼソースのパスタが好きなので、届けてあげたい」と話し、離れて暮らす子ども夫婦の分も丁寧に瓶に詰めていた。(理)