同公園は1921(大正10)年に開設され、100年余りの歴史を持つ。敷地面積は12・1㌶で、ボート池をはじめ「イチイの森」「ツツジの丘」、北網圏北見文化センターなどを配置。市民の憩いの場として親しまれているが、近年は施設の老朽化が目立っていた。
基本計画によると、現在は池の西側にある管理棟とボート乗り場を池の南側に移転・改築。隣接する駐車場も整備し、利便性を高める。
同センター近くの駐車場は、旧東トレセン跡地を含む一角に移設してセンターに近接させ、現在の駐車場は緑地として整備。両駐車場には大型バスや身障者用の駐車スペースを確保する。
管理棟の移築や園路のバリアフリー化など
市の財政難で次年度以降の整備は保留
また、池の南側にある遊戯広場の遊具を更新するほか、園内を周遊する園路をバリアフリー化。段差の解消や勾配の緩和を図り、道幅を拡幅してすべりにくい舗装を施すなど車椅子でも利用しやすい園路に改修する。
このほか照明灯を増設して安全性や防犯性を高め、トイレのバリアフリー化も行う。(柏)