今回は「災害への対応」をテーマに特別調査も実施した。全国調査との比較も紹介している。
普段意識している災害(複数回答)については「火災」が51・9%で最も多く、全国水準の44・2%を上回った。次いで「地震」が40・9%、「コロナなどの感染症」が34・8%、「風・水害」が30・9%。一方「あまり意識していない」は17・7%で全国調査の11・5%を上回った。
災害への備えについては「できていない」「どちらかというとできていない」が合わせて57・2%と半数を超え、全国水準の48・5%を大きく上回った。
休業補償などの保険に加入しているかについては「加入している」が77・7%で全国水準の67・3%を上回った。使用する建物の耐震については「できていない」「どちらかというとできていない」「わからない」が合わせて58・6%。ハザードマップの確認については「確認していない」が40・0%で全国水準の27・9%を上回った。
現預金の保有状況は「売上の1~3カ月分」が最も多く34・4%。「ほとんど保有していない」は14・4%となった。