遭難や救急搬送に備え現地調査

2024-09-23 掲載

(美幌町/社会)

美幌消防署などがKCT開通前に

ルート状況や車輪つき担架など確認

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 美幌消防署などは、10月5日に開通する屈斜路カルデラトレイル(KCT)の調査を9月13日、現地で行った。万が一の遭難や救急などの事態に備え、ルートの状況や、車輪つき器具を使った搬送などを確認した。

 消防署員、環境省、KCTを含む全長410㌔の自然歩道「北海道東トレイル」の職員ら9人が参加。美幌峠から藻琴山方向に往復約14㌔を歩いて調査した。

 KCTの道は、開削してから年月が浅いため、刈った笹の茎が立ち、足をとられる場所も部分的にあることなどから、救急時の搬送手段として車輪つきの担架をテスト。「傷病者の負担が少なく搬送できそう」と手ごたえを得た様子だった。

 27日には、美幌峠から津別峠方向も調査する。消防本部グループの新岡行彦警防・救急担当主査は「安全かつ迅速に救急、救助活動を行えるようにしたい」としている。(浩)

キーワード

  • 遭難
  • 救急搬送
  • 現地調査

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー