演劇を通じて社会福祉協議会が担う役割の一端を知り、関心を持ってもらいたいと企画。タカクトが快諾して実現した。
熊﨑代表が脚本と演出を手がけ、タカクトのメンバー7人、協議会の染谷会長、中川能典副会長、理事の采女博安さんら役職員5人、びほーる演劇ひろばで活動する小学生2人の計14人が出演する。
協議会の役割は多岐にわたるが、今回は「成年後見」「相続」「終活」の3つにテーマを絞った劇になる。
9月から出演者同士が集まって、けい古を開始。染谷会長は「若い人が社協にかかわってくれることがうれしい。相続や成年後見などは若い人にも知ってもらいたい。セリフは大変ですが、本番までに何とかしたい」と意気込む。
熊﨑さんは「テーマをどう脚本に落とし込むか、むずかしさもありました。困ったときは相談しよう、頼ろう、支え合おう、というメッセージを伝えられたら」と話している。
美幌町社会福祉協議会は1951(昭和26)年に創立。74年4月に法人化された。式典には総勢約120人が出席。役員らの勤続表彰も行われる。
演劇は午前11時半開演。観覧無料。会場が満員の場合は、2階会議室のモニターで中継する。問い合わせは協議会(0152-72-1165)へ。(浩)